”久世の輪”開催しました!
2016-05-18
こんにちは!
久世地域包括支援センター・主任ケアマネジャーの高田です!
久世地域包括支援センターでは、
担当地域周辺のケアマネジャーさん、
サービス事業所さんを対象に、
2か月に1回「久世の輪」という勉強会を開催しています。
今回は、地域のケアマネジャーさんとヘルパー事業所さんの協力を得て、
「事例検討会」を実施いたしました。
今回検討された事例の内容は、
「サービス利用について拒否的な身寄りのない方の支援について」です。
この事例は、実際に包括も支援に入らせていただいていた事例です。
病状が悪化し、生活環境も整わず、
それでも「このままがいい!」と強く訴えられる方に、
こちらはどこまで専門職としてのご提案ができるのか?
どこまでご本人の意志を尊重出来るのか?
迷いながら支援させていただいた事例です。
認知症などで「こうしたい!」
という意志を示せない方などは、特に難しい問題です。
「これでいいのかな?」と思いながら支援する…。
お亡くなりになった後も「あれでよかったのかな?」と振り返る…。
ご本人やご家族のお気持ちに、本当の意味で寄り添えたか考える…。
こうした福祉専門職の集まりの中で研鑚を積み、
それぞれの立場で地域の高齢者やそのご家族にとって、
よい支援・サービスが出来るよう努めていくと共に、
今後も、様々な内容を企画し、
より質の高い支援・サービスを提供できる地域づくりを行ってまいります!